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ピザ窯製作(携帯ピザ窯までの道のり)

久しぶりの更新です。ピザ窯作りの話を続けます。どうせ一度に焼くピザの枚数は4~5枚だろうと材料をケチって耐火煉瓦を縦に切り、上部のアーチを作りました。ところがいくら火を焚いても2時間3時間たっても思うように温度があがりません。実は耐火煉瓦には蓄熱性が無かったのです、それに気が付きモルタルを5㌢ほど塗り重ね、その上に赤レンガを重ね20㌢ほどの厚みを持たせさらに入り口を狭くして熱溜りが出来るようにしました。それでやっと炉内が600度くらいになりました。これでもう大丈夫とピザを投入、すると今度は下は焼けるが上が焼けない、サーバーで持ち上げて天井に近づけると焼ける、それで今度は床面にレンガを敷き詰め天井からの距離を近くすることにしました。それでやっと1分半で上面,下面がバランスよく焼けるようになりました。簡単に書いてしまいましたが、あーでもないこーでもない、あーもあろうこもあろう、火を焚く位置を変え、煙突を付けよう、位置を何処にしよう等とそれはそれは楽しい日々でした。この試行錯誤から解ったことは①ピザは1分から2分で焼けなければ本当の美味しさにはならない②その為には炉内温度を600℃位に保つこと③その為には炉壁を出来るだけ厚くすること④ピザの下面と上面をバランスよく焼くには天井までの距離が重要だということです。組み立てキットで販売されているものの中には耐熱煉瓦だけで構成されている物があり温度が上がらず5分も6分も掛かったり下面ばかり焼け上面が焼けたときには真っ黒コゲなんてことになります。以上の事から美味しいピザを石窯で焼きたいのなら自分で作ることです、『耐熱煉瓦キット』を買うのならば石窯の「部品」を買うつもりでいるのが良いと思います。その後工作を長く楽しめると思えばそれも良しです。ちなみにほぼ予算どうりに収まりました。

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